パウロ

神様が見えない

神様が見えない34|パウロ?

「お父さん、ちょっと聞きたいんだけど」夜の10時過ぎ。リビングのテーブルでスマートフォンから流れる聖書の音声朗読に耳を傾けながら、涙ぐんでノートに何かを激しく書き走らせていた私に、妻が温かいほうじ茶を差し出しながら声をかけてきた。「作業着か...