遺骨ダイヤモンド38 海外ラボって本当に大丈夫?

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遺骨ダイヤモンド38
はじめに(遺骨ダイヤモンド)

ハートインダイヤモンドでスタッフをしていたことがあります。その時の経験をもとに、わかりやすく物語にしてみました。

登場人物紹介

ミクの夫です。遺骨ダイヤモンドって、うさんくさいので苦手です。

ミクです。お母さんの遺骨をブルーダイヤモンドにしたことがあります。

夕飯後、湯気の立つお茶をすすりながら私は言った。

「お母さんの遺骨、ダイヤモンドにしたいんだ」

その瞬間、夫はテレビのリモコンを握ったまま固まった。

「海外で作るんだろ?本当に大丈夫なのか?」

出た。
夫の慎重すぎるスイッチが、またカチッと入った。

このスイッチ、どこにあるのか本当に知りたい。

私は深呼吸して、ゆっくり言った。

「大丈夫だよ。海外だからこそ、なんだよ」

夫は、眉をひそめた。

「どういうことだ?」

🌍なぜ日本では作れないのか?

「遺骨ダイヤモンドを作るラボってね、
スイスとかアメリカとかフィンランドとか、
世界でも限られた場所にしかないの」

「日本にはないのか?」

「技術はあるんだけどね。
遺骨を扱うには法律や地域の理解が必要で、
ラボを作るのが難しいみたいなんだよ」

夫は腕を組んだ。

「なるほど。日本の事情ってやつか」

🏭ラボは工場じゃなくて心を扱う場所

「海外のラボってね、ただの工場じゃないの」

「ほう?」

「遺骨の取り違えが絶対に起きないように、
厳重な管理体制が敷かれてるの。
まさに心を扱う場所なんだよ」

夫は、少し驚いた顔をした。

「そんなに丁寧に扱ってくれるのか」

「うん。
だから海外でも安心して任せられるんだよ」

⏳半年以上かかる待つ時間が心を癒す

「でもさ、半年以上かかるんだろ?
そんなに待つのは不安だな」

またしても、せっかちスイッチが入った。

私は少し笑って言った。

「でもね、その待つ時間が大事なんだよ」

「ラボから英語で経過報告が届いて、
日本の窓口が日本語にして送ってくれるの。
今ここまで進みましたよって」

夫は目を丸くした。

「そんな報告まであるのか」

「そうなの。
遠い国でお母さんの遺骨が大切に扱われてるって思うだけで、
すごく安心できるんだよ」

夫は静かにうなずいた。

🗂️信頼できる窓口を見つけることが一番大事

「海外ラボが不安なら、
日本の窓口をしっかり選べば大丈夫だよ」

「窓口か」

「資料請求してみて、
対応が丁寧かどうか、
親身かどうか、
日本語が自然かどうか
そこを見れば分かるよ」

夫は少し笑った。

「お前、もうプロだな」

「終活ガイドだからね」

💬夫に伝えたいこと

私は夫に向かって、ゆっくり言った。

「海外だから不安なんじゃなくて、
海外だからこそ安心できる部分もあるんだよ」

夫は、しばらく黙っていたが、
やがて小さくうなずいた。

「お母さんのこと、大切にしてくれるなら、それでいいな」

その言葉に、私は胸がじんわり温かくなった。

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