遺骨ダイヤモンド21 そんな高価なものの何がいいんだ?

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遺骨ダイヤモンド21
はじめに(遺骨ダイヤモンド)

ハートインダイヤモンドでスタッフをしていたことがあります。その時の経験をもとに、わかりやすく物語にしてみました。

登場人物紹介

ミクの夫です。遺骨ダイヤモンドって、うさんくさいので苦手です。

ミクです。お母さんの遺骨をブルーダイヤモンドにしたことがあります。

「お母さんの遺骨をダイヤモンドにしたいんだ」

私がそう言うと、夫はまたしても眉をひそめた。

「そんな高価なもの、何がいいんだ?」

出た。
夫の出費センサー。
このセンサー、雨雲レーダーより正確に反応する。

私は深呼吸して、ゆっくり言った。

「じゃあ、あなたにも分かるロマンチックな話をしようか」

夫は怪訝な顔をした。

「ロマンチック?」

(はい、夫の警戒スイッチ入りました)

💍二人の髪の毛で作る、世界で一つの婚約指輪

「もしね、観覧車の中でプロポーズされたとして」

「観覧車?」

「パカッと開けたジュエリーボックスの中に、
キラキラのダイヤモンドが入ってるの」

夫はうなずいた。

「まあ、よくあるやつだな」

「でもそのダイヤモンドが
二人の髪の毛から作られたものだったら?」

夫は固まった。

「え?」

私は笑った。

「ドン引きすると思うでしょ?
でもね、ちゃんと準備すれば、世界で一つのプロポーズになるんだよ」

🪄前準備が大切

「まずは普段からメモリアルダイヤモンドの話をしておくの」

夫はうなずいた。

「布石ってやつか」

「そう。
それから、もし作るならどんなデザインがいい?って聞いてみる」

「なるほど自然に誘導するわけだな」

(夫の理解スイッチが入った)

✂️サプライズのために髪の毛を集める

「サプライズにしたいなら、髪の毛をこっそり集めるの」

夫は驚いた顔をした。

「こっそり?」

「もちろん、後から実は二人の髪の毛で作ったんだよって言えばいいの」

夫は苦笑いした。

「お前なら本当にやりそうだな」

💸費用は高い。でも唯一無二の価値がある

「普通の婚約指輪のダイヤは25万円くらいからあるけどね」

「うん」

「メモリアルダイヤモンドはその3倍くらいするの」

夫は目を丸くした。

「高っ!」

「でもね、普通のダイヤはいつでも買える。
でも二人の髪の毛から作ったダイヤは世界に一つだけなんだよ」

夫はしばらく黙った。

📝髪の毛だけじゃなく、思い出の品でも作れる

「髪の毛だけじゃなくてね」

  • 二人で書いた手紙
  • 思い出の品
  • 炭素を含むもの

「こういうものからも作れるんだよ」

夫は少し笑った。

「なんか、いいな」

💬夫へお母さんの遺骨ダイヤモンドも、同じ特別な価値なんだよ

私は夫に向かって、静かに言った。

「二人の髪の毛で作るダイヤが世界で一つなのと同じでね」

「うん」

「お母さんの遺骨から作るダイヤも世界で一つなんだよ。
値段じゃなくて、そこに込めた想いが大事なんだよ」

夫はゆっくりうなずいた。

「そういうことなら、分かる気がする」

その言葉に、胸がじんわり温かくなった。

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