「遺骨ダイヤモンドって中国製なんだろ?安物じゃないのか?」
夫がそう言った瞬間、私は思わず固まった。
(出た〜。夫の先入観スイッチ。しかも今日は強め)
私は深呼吸して、ゆっくり言った。
「ねぇ、それは大きな誤解なんだよ」
夫は眉をひそめた。
「でも、中国製って聞くと、なんか不安だろ」
(はいはい、分かりますよその気持ち)
💎遺骨ダイヤモンドは安物ではなく、もうひとつの本物
「まずね、遺骨ダイヤモンドは天然ダイヤと同じ本物のダイヤモンドなんだよ」
夫は驚いた顔をした。
「同じ?」
「そう。成分も硬さも輝きも同じ。
違うのはお母さんの炭素が入っているという特別な価値だけ」
夫は少し黙った。
※私の知っている遺骨ダイヤモンドのラボはすべて中国以外にありますが、
日本国内の窓口の一部は中国企業由来です。
🌏じつは中国は合成ダイヤモンドの最先端
「それにね、中国は今や世界の合成ダイヤモンドの9割を作ってるの」
夫は目を丸くした。
「9割?」
「そう。技術が高いから大量生産できて、結果的に安くなるだけ。
品質が悪いから安いんじゃないんだよ」
夫は腕を組んだ。
「それは知らなかったな」
💡価値は、値段じゃなく意味で決まる
「ダイヤの価値を値段で見てるかもしれないけどね」
私は優しく言った。
「遺骨ダイヤモンドのラボはスイスやアメリカ、フィンランドにあるのよ。
中国に遺骨ダイヤモンドのラボがあるなんて聞いたことないわ」
夫は少し気まずそうに目をそらした。
「天然ダイヤは高い。
合成ダイヤは安い。
だから価値がないって思ってるでしょ?」
「まあ、ちょっとは」
「でもね、遺骨ダイヤモンドはお金じゃないんだよ」
🌈思い出の価値はプライスレス
「天然ダイヤは転売すればお金になるかもしれない。
でも遺骨ダイヤモンドはお母さんそのものなんだよ」
夫は静かにうなずいた。
「確かに、売るものじゃないな」
「そう。
世界にひとつだけの思い出の宝石なんだよ」
💬夫へ。中国製かどうかじゃない。誰のためのダイヤかなんだよ
私は夫に向かって、静かに言った。
「遺骨ダイヤモンドは安物じゃないよ。
天然と同じ本物のダイヤモンド。
そして何よりお母さんとの思い出が詰まってる」
夫はしばらく黙っていたが、
やがて小さくつぶやいた。
「お前がそう思ってるなら、俺も大事にしたいな」
その言葉に、胸がじんわり温かくなった。





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