リッチ・デヴォス

神様が見えない

神様が見えない56|リッチ・デヴォス?

「お父さん、ちょっと聞きたいんだけど」夜の10時過ぎ。リビングのテーブルでビジネス書の伝記を広げ、ノートに「大富豪とラザロ」「ひがみ根性の克服」「心臓移植と神の恩寵」と真剣な顔でメモを走らせていた私に、妻が温かいほうじ茶を差し出しながら声を...
神様が見えない

神様が見えない12|富の使い道?

「お父さん、またノートに富の使い道に責任を負わされている、なんて、達筆で重々しい言葉を書き殴ってどうしたの?」日曜日のミサから帰り、リビングでコーヒーを飲んでいた妻が、私の手元を覗き込んで呆れ顔を浮かべた。「ふふふ、妻よ。今日はあの大実業家...