遺骨ダイヤモンド04 複数割引に目覚める

遺骨ダイヤモンド04 遺骨ダイヤモンド
遺骨ダイヤモンド04
はじめに(遺骨ダイヤモンド)

ハートインダイヤモンドでスタッフをしていたことがあります。その時の経験をもとに、わかりやすく物語にしてみました。

登場人物紹介

ミクの夫です。遺骨ダイヤモンドって、うさんくさいので苦手です。

ミクです。お母さんの遺骨をブルーダイヤモンドにしたことがあります。

「ママ!大変だ!俺たちのダイヤモンド計画に革命が起きたぞ!」

休日のリビング。
妻が洗濯物を畳んでいると、
夫が電卓を片手に、家計簿を睨みつけながら叫んだ。

「何よ、今度は。地球の裏側まで骨を埋めに行く話なら却下したわよ」

夫は興奮気味にスマホを突き出した。

「違うって!遺骨ダイヤモンドを調べてたらさ、
2個以上まとめて作ると割引になる、っていう
神みたいなシステムを見つけちゃったんだよ!
ほら、兄貴と妹の分までまとめて申し込めば、
ボーナス一括おトク祭りじゃないか!?」

妻は眉をひそめた。

「ちょっと待ちなさい。
兄弟姉妹の分までって、あんた
勝手にみんなをお骨にする計画立てるんじゃないわよ!」

夫は「え、違うの?」という顔をした。

妻、スマホを取り上げる

実は「複数作りたい」という相談は多い。
でも普通に何個も作ったら破産する。

妻は電卓を叩く夫から、スマホを奪い、
賢くお安く作る裏ワザを伝授することにした。

①価格表の最下部に潜むミニダイヤペア

「まずは、これよ。ミニダイヤペア!」

夫は首をかしげる。
「ミニダイヤペア?マックのバリューセットみたいな名前だな」

「価格表の一番下にひっそり書かれてる隠れメニューよ。
大きさは0.03ct(直径約2mm)。
これが2個セットで届くの。
普通に2個作るよりかなりお安いのよ」

「2mm!?虫メガネ案件じゃん」

「失礼ね!専用デザインがあるから見栄えするのよ。
ただし、」

【ミニダイヤペアの罠】

ダイヤは安いのに、ジュエリー加工代が高く感じる贅沢バグが発生する。

「だから裸石(ルース)のまま受け取る人も多いのよ」

②ダイヤは生き物!兄弟で作るときの注意

夫はまた電卓を叩く。

「じゃあ、兄貴と妹の分で、同じ大きさのダイヤを2個作って、割引してもらうのは、アリ?」

「もちろんアリ。でもね――
ダイヤは、ラボの中でも気まぐれに育つのよ!」

「え?機械で作るのに?」

「そう。希望より小さく仕上がったら差額が返ってくるし、
逆に大きく育っても、追加料金は取られない太っ腹システムなの」

夫は青ざめた。

「じゃあ、兄貴のダイヤだけ巨大に育って、
妹のダイヤが豆粒みたいになる可能性もあるってこと!?」

「そうよ。だから窓口から
どちらのジュエリーに大きい方を使いますか?
って、確認が来るの。
そこで喧嘩しないようにね」

③ジュエリーなし(ルース)という男前な選択

「じゃあさ、ジュエリー付けないで、裸石のままもらうのは?」

「鋭いわね。ルースにすると劇的に安くなるわ!」

【ルースのメリット】

  • とにかく安い
  • 2週間くらい早く届く
  • デザイン選びの迷いゼロ

【ルースのデメリット】

  • 持ち歩けない
  • めちゃくちゃ失くしやすい
  • 後からジュエリー加工すると割高になることも

夫は頭を抱えた。
「俺、絶対、ルンバに吸わせるわ…」

④ラフダイヤモンドという渋い選択

「じゃあ、削らない原石のままは?」

「それが、ラフダイヤモンド。
価格表から10%引きになるわよ」

【ラフダイヤのメリット】

最小限の研磨だから大きく仕上がる
-原石感があってカッコいい

【ラフダイヤのデメリット】

ジュエリー加工しにくい
持ち歩きづらい
失くしやすい

夫は感心した。
「安く作る方法って色々あるんだな!」

最後に:複数作るときの超重要チェック

妻は指を立てた。

「でもね、複数作るときは絶対に確認することがあるの」

【複数作成の注意点】

  1. 遺骨の量が足りるか
  2. 完成までの時間が長くなる可能性
  3. 家族全員が本当にダイヤ供養に納得しているか

「特に3番ね。
勝手に兄貴たちの分まで申し込んだら、
勝手にお骨にするな!って大騒ぎになるわよ」

夫はピシッと敬礼した。

「ハッ!まずはお盆に集まったときに、
みんなで真面目に話し合うよ!」

妻はニヤリ。

「そうしなさい。
まずは、我が家の予算が、ミニダイヤ1個分あるかどうかの、話し合いが先だけどね!」

夫は電卓を見て固まった。

まとめ

夫の複数割引革命は、
家族の絆(と財布の紐)を見直すきっかけになった。

あなたの家でも複数作りたいなら、
ミニダイヤ、ルース、ラフダイヤなど
賢い選択肢はいろいろある。

妻は笑った。
「うちはまず、あなたの暴走を止めるところからね」

夫は苦笑いしながら電卓を閉じた。

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