「ママ!大変だ!俺たちのダイヤモンド計画に革命が起きたぞ!」
休日のリビング。
妻が洗濯物を畳んでいると、
夫が電卓を片手に、家計簿を睨みつけながら叫んだ。
「何よ、今度は。地球の裏側まで骨を埋めに行く話なら却下したわよ」
夫は興奮気味にスマホを突き出した。
「違うって!遺骨ダイヤモンドを調べてたらさ、
2個以上まとめて作ると割引になる、っていう
神みたいなシステムを見つけちゃったんだよ!
ほら、兄貴と妹の分までまとめて申し込めば、
ボーナス一括おトク祭りじゃないか!?」
妻は眉をひそめた。
「ちょっと待ちなさい。
兄弟姉妹の分までって、あんた
勝手にみんなをお骨にする計画立てるんじゃないわよ!」
夫は「え、違うの?」という顔をした。
妻、スマホを取り上げる
実は「複数作りたい」という相談は多い。
でも普通に何個も作ったら破産する。
妻は電卓を叩く夫から、スマホを奪い、
賢くお安く作る裏ワザを伝授することにした。
①価格表の最下部に潜むミニダイヤペア
「まずは、これよ。ミニダイヤペア!」
夫は首をかしげる。
「ミニダイヤペア?マックのバリューセットみたいな名前だな」
「価格表の一番下にひっそり書かれてる隠れメニューよ。
大きさは0.03ct(直径約2mm)。
これが2個セットで届くの。
普通に2個作るよりかなりお安いのよ」
「2mm!?虫メガネ案件じゃん」
「失礼ね!専用デザインがあるから見栄えするのよ。
ただし、」
【ミニダイヤペアの罠】
ダイヤは安いのに、ジュエリー加工代が高く感じる贅沢バグが発生する。
「だから裸石(ルース)のまま受け取る人も多いのよ」
②ダイヤは生き物!兄弟で作るときの注意
夫はまた電卓を叩く。
「じゃあ、兄貴と妹の分で、同じ大きさのダイヤを2個作って、割引してもらうのは、アリ?」
「もちろんアリ。でもね――
ダイヤは、ラボの中でも気まぐれに育つのよ!」
「え?機械で作るのに?」
「そう。希望より小さく仕上がったら差額が返ってくるし、
逆に大きく育っても、追加料金は取られない太っ腹システムなの」
夫は青ざめた。
「じゃあ、兄貴のダイヤだけ巨大に育って、
妹のダイヤが豆粒みたいになる可能性もあるってこと!?」
「そうよ。だから窓口から
どちらのジュエリーに大きい方を使いますか?
って、確認が来るの。
そこで喧嘩しないようにね」
③ジュエリーなし(ルース)という男前な選択
「じゃあさ、ジュエリー付けないで、裸石のままもらうのは?」
「鋭いわね。ルースにすると劇的に安くなるわ!」
【ルースのメリット】
- とにかく安い
- 2週間くらい早く届く
- デザイン選びの迷いゼロ
【ルースのデメリット】
- 持ち歩けない
- めちゃくちゃ失くしやすい
- 後からジュエリー加工すると割高になることも
夫は頭を抱えた。
「俺、絶対、ルンバに吸わせるわ…」
④ラフダイヤモンドという渋い選択
「じゃあ、削らない原石のままは?」
「それが、ラフダイヤモンド。
価格表から10%引きになるわよ」
【ラフダイヤのメリット】
最小限の研磨だから大きく仕上がる
-原石感があってカッコいい
【ラフダイヤのデメリット】
ジュエリー加工しにくい
持ち歩きづらい
失くしやすい
夫は感心した。
「安く作る方法って色々あるんだな!」
最後に:複数作るときの超重要チェック
妻は指を立てた。
「でもね、複数作るときは絶対に確認することがあるの」
【複数作成の注意点】
- 遺骨の量が足りるか
- 完成までの時間が長くなる可能性
- 家族全員が本当にダイヤ供養に納得しているか
「特に3番ね。
勝手に兄貴たちの分まで申し込んだら、
勝手にお骨にするな!って大騒ぎになるわよ」
夫はピシッと敬礼した。
「ハッ!まずはお盆に集まったときに、
みんなで真面目に話し合うよ!」
妻はニヤリ。
「そうしなさい。
まずは、我が家の予算が、ミニダイヤ1個分あるかどうかの、話し合いが先だけどね!」
夫は電卓を見て固まった。
まとめ
夫の複数割引革命は、
家族の絆(と財布の紐)を見直すきっかけになった。
あなたの家でも複数作りたいなら、
ミニダイヤ、ルース、ラフダイヤなど
賢い選択肢はいろいろある。
妻は笑った。
「うちはまず、あなたの暴走を止めるところからね」
夫は苦笑いしながら電卓を閉じた。





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