遺骨ダイヤモンド12 疑心暗鬼モード発動

遺骨ダイヤモンド12 遺骨ダイヤモンド
遺骨ダイヤモンド12
はじめに(遺骨ダイヤモンド)

ハートインダイヤモンドでスタッフをしていたことがあります。その時の経験をもとに、わかりやすく物語にしてみました。

登場人物紹介

ミクの夫です。遺骨ダイヤモンドって、うさんくさいので苦手です。

ミクです。お母さんの遺骨をブルーダイヤモンドにしたことがあります。

「なぁ、前から聞きたかったんだけどさ」

ある夜。
夫が妙に神妙な顔で、
疑心暗鬼モードを全開にして話しかけてきた。

「お前が狙ってる『遺骨ダイヤモンド』ってやつ、
本当にお骨だけで作れるのか?
ラボの奥で適当な工業用ダイヤを箱に詰めて
『お骨から作りました〜』って言ってる可能性はないのか?
40万払って他人の炭素が届いたら、俺は泣くぞ」

妻は吹き出しそうになった。

(出たわね。ネット陰謀論を読みすぎた理系ビビリ夫)

でも、確かに知らない人から見れば
お骨から宝石ができるなんてマジックに見える。

だから妻は、
夫を黙らせる科学とロマンのフルコースを出すことにした。

嘘じゃない!世界10ヶ国が認めるガチ科学

妻は、パンフレットを夫の鼻先に突きつけた。

「いい?これは100%本物のダイヤモンドよ!」

遺骨ダイヤを作る技術は、
アメリカのGE社系の研究所が発祥。
今では世界10ヶ国以上で展開され、
日本にも6社以上の窓口がある超メジャー供養。

夫は目を丸くした。

「そんなに広まってるのか」

なぜ、お骨からダイヤができるのか?

妻は指を立てた。

「ダイヤの正体は炭素。
そして火葬後のお骨には、
奇跡的に約1%の炭素が残っているのよ!」

「1%!?そんなに残るのか」

「そう。だから抽出して結晶化すれば、
天然ダイヤと同じ成分・硬さ・輝きになるの。」

地球の底をラボで再現する「高温高圧法」

「天然ダイヤは地下150kmで生まれるの。
そこは10万気圧・1,600℃の世界よ」

夫は震えた。

「地下150kmって地球の怒りのど真ん中じゃん」

「その環境をラボのキュービックプレスで再現するの。
炭素をギューッと結晶化させて、
本物のダイヤを育てるのよ」

夫は感心した。

「科学ってすげぇな」

価格は?色は?サイズは?夫の疑問を一気に解決

妻は続けた。

  • 最安値
    ミニダイヤペア:26万円〜
  • 人気の目安
    0.1ctファンシーオレンジ+リング:45万円前後
  • 最高値
    大粒+豪華ジュエリー:300万円超もあり

夫は財布を握りしめた。

「ひぇ!」

カラーは素材の個性で決まる

「色は不純物の種類で決まるのよ」

  • オレンジ→窒素
  • ブルー→ホウ素
  • 無色→不純物ゼロの奇跡

「オレンジは温かみがあって一番人気。
あなたのお母さんにも、似合うと思うわ」

夫はうなずいた。

「確かにあの人オレンジっぽい」

Q&Aで、夫の細かい疑問を一掃

  • Q.お骨はどれくらい必要?
    A.遺骨60g、髪の毛2g。
  • Q.足りなかったら?
    A.遺品(布・髪・写真)を使う。家族の髪を混ぜてもOK。
  • Q.製作期間は?
    A.3〜6ヶ月。
  • Q.嘘じゃない証明は?
    A.鑑定書に「誰の炭素から作ったか」明記される。

夫は驚いた。

「そんな証明まであるのか!」

申し込みは、テレビショッピング並みに簡単

「色・サイズ・カットを選ぶだけ。
お骨は専用キットに入れて送るだけ。
ショールームで実物を見ることもできるわよ」

夫は完全に心を奪われた。

「すげぇ。現代の供養ってここまで進化してるのか」

そして、最後の夫のセリフ

「よし!
お袋のダイヤは、あの温かいオレンジ色で決まりだな!」

妻はニヤリ。

「じゃあ、申し込み用紙にハンコ押してくれる?」

夫は急に、財布を抱きしめた。

「いや。それはちょっとサイフと相談させて」

妻は笑った。

(また、ビビりモードに戻ったわね)

まとめ

  • 遺骨ダイヤは世界が認める科学技術
  • お骨の炭素で本物のダイヤが作れる
  • 色は素材の個性
  • 鑑定書で誰の炭素か証明される
  • 申し込みは簡単
  • 疑心暗鬼夫でも納得する

もし、あなたのご家庭でも旦那様が
「嘘じゃないの?」と疑い始めたら、
妻のように科学と愛で優しく論破してあげてください。

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