休日の午後。
夫がジュエリー特集の雑誌を片手に、
妙にニヤニヤしながら聞いてきた。
「なぁ、ママ、人生の記念にさ。
炭素から作るダイヤモンド、作ってみる?
指輪がいい?ペンダントがいい?」
妻は目を細めた。
「まぁ、ついに日頃の感謝が大粒の輝きになって爆発したのね?」
「いやいや!
最近メモリアルダイヤ作る人が多いって聞いてさ。
でも値段が書いてないから、怖いんだよ。
高級寿司の時価みたいでさ。
大トロ頼んだら破産するやつ!」
妻は夫の電卓をひったくった。
「安心しなさい。
遺骨ダイヤの値段は時価じゃなくて超明朗会計よ。
計算式はこれだけ!」
メモリアルダイヤの総額
ダイヤの価格+ジュエリー(枠)の価格
妻は胸を張った。
「謎の手数料とか職人の気分代とか一切なし!」
夫は目を丸くした。
「足し算だけ!?シンプル!」
第一関門:ダイヤの色と大きさの法則
妻は極秘(?)の価格表を広げた。
「まずは色。これで値段が全然違うの。」
オレンジ<イエローグリーン<レッド<クリア<ブルー
「ブルーが一番高貴で、オレンジが一番お財布に優しいわ。
しかも1ct以上の大粒は、技術的にオレンジとイエローグリーンしか作れないの。」
夫は興味津々。
「じゃあ、実際の値段は?」
妻は読み上げた。
- 0.10ct
-オレンジ:308,000円
-イエローグリーン:374,000円
-レッド:396,000円
-クリア:418,000円
-ブルー:429,000円 - 1.00ct
-オレンジ:1,430,000円
-ブルー:2,640,000円
夫は白目をむいた。
「ブルーの1ct、264万円!?
的屋の兄ちゃんもびっくりの、跳ね上がり方じゃん!」
第二関門:リングか?ペンダントか?金属の罠
妻は続けた。
「次は、ジュエリー部分。素材で値段が変わるの。」
イエローゴールド(YG)<プラチナ(PT)<ホワイトゴールド(WG)
「ホワイトゴールドはプラチナより3,000円くらい高いのが相場ね。
あと、ダイヤが大きくなると金属を多く使うから追加料金がかかることもあるわ。」
夫は雑誌を覗き込む。
「デザインはどんなのがあるんだ?」
「1ct以下ならラウンドブリリアントが一番輝くわ。
大粒ならプリンセスカットやラディアントカットが重厚で素敵よ。」
実際のジュエリー加工代(一部)
リング
- A001(王道ラウンド)
-0.1ct:YG85,000円/PT75,000円
-0.25〜0.5ct:YG100,000円/PT90,000円 - A006(華やか)
-0.1ct:YG95,000円/PT85,000円
ペンダント
- C001(シンプル)
-0.1ct:YG/PT65,000円 - C009(ゴージャス)
-0.1ct:YG150,000円/PT140,000円
夫は驚いた。
「プラチナの方が安いデザインもあるじゃん!
なんか、バグってない?」
「デザインの複雑さで逆転することもあるのよ。
だから計算が必要なの。」
究極の裏ワザ:ミニダイヤペア
妻は小声で言った。
「価格表の最下部にひっそり載ってるミニダイヤペア。
ファンシーオレンジ限定で24万円。
専用の可愛い枠も選べるわよ。」
夫は身を乗り出した。
「2個で24万円!?破格じゃん!」
窓口選びの落とし穴:日本語、通じますか?
夫は鼻息を荒くした。
「よし!日本の6社から一番安いところに突撃だ!」
妻は夫の首根っこを掴んだ。
「待ちなさい!
窓口選びは値段より日本語が通じるかが重要よ。
海外直営だとトラブル時に泣くことになるわ。」
ママ直伝・窓口審査
- まず「資料を送ってください」とお願いする
- 日本語が怪しい→即アウト
- 対応が冷たい→着信拒否
- 親身→合格
結論:我が家の人気メニューはこれ!
妻は微笑んだ。
「一番人気はこれよ。
オレンジ0.1ct+プラチナA001リング」
夫は震える指で電卓を叩いた。
308,000円+75,000円=383,000円(税込)
「おぉ!38万3000円!
ブルーの264万円を見た後だと、
めちゃくちゃ良心的に見える不思議!」
妻は満足げ。
「でしょ?
いつも一緒にいられる安心感がこの値段なら悪くないわよ。」
夫は雑誌を閉じた。
「よし!今年の結婚記念日は、
38万円のダイヤの代わりに、プラネタリウムへ2人で行って満天の星空を眺める節約プランにする!」
妻の目が、またしても光った。
「私のがっかりが地下150km深く沈んじゃったんだけど?」
まとめ
- ダイヤの値段は色+大きさで決まる
- ジュエリーは素材+デザインで変動
- ミニダイヤペアは破格
- 窓口選びは日本語が通じるかが最重要
- 我が家の人気はオレンジ0.1ct+PTリング
夫の財布が溶ける日はまだ遠いけれど、
夫婦のダイヤモンド計画は今日も笑いで輝いている。





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