発達支援12:作業を単純化せよ!細分化の魔術師になる

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発達支援12
はじめに(発達支援)

今回は就労継続支援B型作業所トテチテタでのお話です。お楽しみに!

登場人物紹介

タダシです。就労継続支援B型トテチテタの職業指導員です。

広島市の片隅にある就労継続支援B型作業所「トテチテタ」。
今日もタダシさんは木工室で、宮島のお土産品づくりを見守っていた。

木の香りがふわっと漂う、いつもの穏やかな朝。
しかし、その空気を破るように、カズさんが叫んだ。

「タダシさん!この作業、むずかしすぎます!!」

今日のテーマは「作業の単純化(細分化)」

カズさんが取り組んでいるのは、
木材を切る→角を削る→磨く→組み立てる→仕上げる
という5工程の作業。

しかしカズさんは、
最初の「木材を切る」だけで混乱してしまう。

「どこから切るんでしたっけ?えっと…この線?いや違う?」

タダシさんは思った。

(これはで学んだ作業の単純化が必要だ…!)

タダシさん、作業を細切れにしてみる

タダシさんはホワイトボードを持ってきて、
作業をこう分解した。

  1. 木材を置く
  2. 定規を当てる
  3. 線を引く
  4. 線の通りに切る

「カズさん、今日は①木材を置くだけでOKです!」

「えっ、それだけでいいんですか?」

「いいんです!」

カズさんは安心したように、木材をそっと置いた。

すると、驚くほどスムーズに進む

翌日。

「今日は②定規を当てる、だけでOK!」

さらに翌日。

「③線を引く、だけでOK!」

カズさんは毎日「できた!」を積み重ねていく。

そして1週間後――

「タダシさん!切れました!!」

カズさんは満面の笑みで木材を掲げた。

タダシさんの学び

タダシさんは思った。

できないのではなく、工程が多すぎるだけ。
細分化すれば、誰でもできる。

トテチテタの木工室には、
今日も小さな成功が積み重なっていく。

✨発達支援のポイント

  • 発達障害のある人は「複数工程の同時処理」が苦手なことが多い
  • 作業を細分化し、単純化することで成功体験が積み重なる
  • 失敗体験の蓄積を防ぎ、意欲を保つことができる
おしまいに(発達支援)

タダシです。

まだまだ、修行が足りませんね。

トホホ、です……(泣

この物語は、こちらの就労継続支援B型事業所「ふるーる」をモデルにして作成しています。Googleマップ

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