発達支援13:構造化で混乱ゼロ!見える作業場を作れ

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発達支援13
はじめに(発達支援)

今回は就労継続支援B型作業所トテチテタでのお話です。お楽しみに!

登場人物紹介

タダシです。就労継続支援B型トテチテタの職業指導員です。

トテチテタの木工室。
今日もタダシさんは、作業台の前で腕を組んでいた。

(なんだか最近、みんなどこで何をするかで迷ってる気がする…)

そう、作業場がちょっとカオスになっていたのだ。

今日のテーマは「構造化」

教科書にも書かれている
「いつ・どこで・何をするかを明確にする」=構造化。

タダシさんは、これを木工室に導入することにした。

🪵事件は突然起きた

その日の午前。
ミキさんが木材を抱えてウロウロしていた。

「えっと…磨く場所ってどこでしたっけ?」

続いて、カズさん。

「タダシさん、切る場所ってここでいいんですか?」

さらにユウタさん。

「完成品置き場がどこか分からなくなりました!」

タダシさんは心の中で叫んだ。

(これはもう構造化しかない…!)

🧩タダシさん、作業場を見える化する

タダシさんは、カラーテープと大きなラベルを持ってきた。

そして――

  • 切る場所→赤いテープで囲む
    「ここは切るゾーンです!」
  • 磨く場所→青いテープで囲む
    「ここは磨くゾーンです!」
  • 組み立てる場所→黄色いテープで囲む
    「ここは組み立てゾーンです!」
  • 完成品置き場→緑のテープで囲む
    「完成したらここに置きます!」

さらに、各ゾーンに
写真付きのラベルを貼った。

  • ノコギリの写真
  • ヤスリの写真
  • ボンドの写真
  • 完成品の写真

まるでテーマパークの案内図のように、
木工室が見える作業場へと変身した。

🌟効果はすぐに現れた

翌日。

ミキさんは赤いゾーンにまっすぐ向かい、
ノコギリを手に取った。

「ここで切るんですよね!」

カズさんは青いゾーンでヤスリを握りしめた。

「磨くのはここだ!」

ユウタさんは緑のゾーンに完成品を置きながら言った。

「これなら迷いません!」

タダシさんは胸が熱くなった。

(構造化って、こんなに安心するんだ…)

🧠タダシさんの学び

人は見えないルールでは動けない。
でも見えるルールなら迷わず動ける。

構造化は、混乱をゼロにする魔法だった。

トテチテタの木工室は、
今日も色と写真でやさしく人を導いている。

📘発達支援のポイント

  • 作業場の構造化は「迷い」「混乱」を減らす
  • 色分け・写真・ラベルでどこで何をするかを明確化
  • 視覚的な境界線は、特性のある人にとって大きな安心材料
  • 作業効率が上がり、支援者の声かけも減る
おしまいに(発達支援)

タダシです。

まだまだ、修行が足りませんね。

トホホ、です……(泣

この物語は、こちらの就労継続支援B型事業所「ふるーる」をモデルにして作成しています。Googleマップ

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