「あなた!大変よ!!
もしも、実家のチョコちゃん(トイプードル・3歳)に万が一のことがあったら、
実家から一番近い、戸田火葬場にお願いしようと思って調べてたんだけど、
とんでもない事実が発覚したわ!!」
リビングに響き渡る妻の緊迫した声。
夫はコーヒーを吹きそうになりながら振り返った。
「おいおい、また実家の愛犬チョコの死後シミュレーションかよ。
で、何がとんでもないんだ?」
妻はスマホを突き出した。
「戸田火葬場なのに住所が東京都板橋区なのよ!!
埼玉の皮をかぶった東京の施設だったのーーーっ!」
夫は即答した。
「いや、どうでもいいわ!」
しかし、妻は真剣だ。
「これ、意外と勘違いしてる人多いのよ!
昔は埼玉県戸田村だったのに、境界変更で住所だけ東京になったの!
名前は戸田のままなのに、住所は板橋区舟渡!
歴史の荒波よ!」
夫はため息をついた。
(また始まった)
戸田火葬場のペット火葬はすごかった
妻は続ける。
「でもね、調べてみたら戸田火葬場のペット火葬、めちゃくちゃ、手厚いのよ!」
夫はホームページを見ながら説明した。
「お別れ室もあるし、炉室もあるし、
鳥の絵が描かれたガラスタイルの壁で仕切られてて、
人間の葬儀みたいに家族でお骨拾いできるんだってさ」
妻は感動してうなずいた。
「チョコちゃんもちゃんと見送れるのね!」
3つの絶対ルール(夫の業務連絡)
妻が「じゃあ、チョコを助手席に乗せてドライブがてら」と言った瞬間、
夫が業務連絡のように指を立てた。
「いいか、ルールがあるぞ」
- 完全予約制
朝9時〜夜20時までに電話予約必須。 - お迎えなし
ペット用霊柩車はない。自力搬送。 - 棺のサイズ制限
幅58cm×長さ120cm×高さ35cm以内。
バスタオルOK、缶詰以外のフードOK、ナイロン衣類NG。
妻はメモを取り始めた。
(こういうところは真面目)
気になる料金(財務大臣・夫が反応)
「で、おいくら万円?」
夫の目が光る。
料金はペットのサイズで変わる。
- -小型動物:33,000円(立会)/16,500円(預り)
- -特大動物(50kgまで):60,500円(立会)/44,000円(預り)
※50kg超は20kgごとに5,500円追加
夫は電卓を叩き始めた。
「チョコは小型だから。よし、予算内だな」
平日17時以降は無料タクシー迎えの神サービス
妻は叫んだ。
「見て!平日17時以降の立会火葬なら、
最寄り駅までタクシーが無料で迎えに来てくれるんだって!」
夫は驚いた。
「仕事終わりにスーツのまま見送れるじゃん。
すげぇな。戸田火葬場」
粉骨サービスに妻が感動する
「あとね、粉骨サービスがすごいのよ!」
火葬後のお骨をサラサラのパウダー状にしてくれる。
- 骨壷の容量が約30%になる
- 散骨しやすい
- 他の火葬場で焼いたお骨でも粉骨OK
妻は感動して言った。
「コーヒーミルみたいに、挽いてくれるんだって
なんか、すごいわね」
夫は苦笑いした。
「例えが、雑だな」
埼玉県内にも優秀な公営火葬場がいっぱい
妻はさらに調べていた。
「埼玉県内にも動物専用の火葬炉がある公営火葬場が、いっぱいあるのよ!」
上尾、鴻巣、越谷、春日部、加須、富士見、深谷、さいたま市など。
夫は言った。
「地域のクリーンセンターでも安く引き取ってくれるらしいぞ」
妻は即、ツッコミ。
「それは絶対に、事前確認しなさい!
合同で廃棄物扱いされるところもあるんだから!」
夫は背筋を伸ばした。
「ハッ!」
犬が亡くなったら死亡届が必要
妻は最後に大事なことを言った。
「犬が亡くなったら、30日以内に犬の死亡届を出す義務があるのよ。
法律だから忘れないでね」
夫はうなずいた。
「ふぅ。これでチョコの終活シミュレーションは完璧だな」
そして突然、夫の疑心暗鬼が再発する
夫が急に妻の顔を覗き込んだ。
「ところでさ、前に言ってた遺骨から作るダイヤモンドって、
本当にお骨だけで作れるのか?
普通の人工ダイヤ混ぜてお骨から作りました〜って
嘘ついてる可能性はないのか?
そこんとこ、どうなんだ、ええ!」
妻は笑った。
「出たわね、あなたのしつこい、疑心暗鬼モード。
それは次回、たっぷり話してあげるわ」
夫は、照れながらコーヒーを飲んだ。
まとめ
- 戸田火葬場は埼玉の名前を持つ東京の施設
- ペット火葬は手厚い
- 予約必須・自力搬送・棺サイズに注意
- 料金はサイズで変わる
- 無料タクシー迎えが神
- 粉骨サービスが便利
- 埼玉県内にも優秀な公営火葬場多数
- 犬は死亡届が必要
妻はチョコを抱きしめながら、言った。
「あなた、次は遺骨ダイヤの科学の話よ。覚悟してね」
夫は苦笑いした。
「はいはい。また、勉強会か」
ふたりの笑い声が、
今日もリビングにやさしく響いた。





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